秋田駒ケ岳登山後、前日に到着　車中泊  

道路対面に十数台の駐車スペースがあるだけ

オトギリソウは、どれもよく似ていてその場でないと同定できない。

ヒトツバヨモギ（一葉蓬）

キク科　ヨモギ属

参考　☜

　ヨモギ属の葉は細かく切れ込むものが多いが、本種は分裂しない。そのため、ヒトツバヨモギという。花期は8～10月。頭花は花茎に細長い円錐花序に付き、頭花は小さく鐘形である。頭花は舌状花がなく筒状花のみで構成される。日本特産の高山植物。

ナナカマド（七竃）

バラ科　ナナカマド属

参考　☜

　赤く染まる紅葉や果実が美しいので、街路樹や公園樹として植えられることがある。6～7月の初夏には白い花を多数咲かせる[3]。花は5枚の花弁からなる小花が集まって複散房花序の形をなす。

ミヤマツボスミレ（深山坪菫）

スミレ科　スミレ属

参考　☜

　ニョイスミレ（ツボスミレ）の高山型で亜高山帯の湿原や林縁に生える。花は淡紫色を帯びるか白～淡紅色。葉は円形型で先が尖らない。登山道の 樹林帯で咲くことが多い。

ツマトリソウ（褄取草）

サクラソウ科　ツマトリソウ属

参考　☜

　茎は直立し高さ5～25㎝と小さい。葉は広披針形で先が尖る。上部のものほど大きい。茎頂に5～10枚の葉が輪生状に付く。上部葉柄から伸びる2～3㎝の花茎の先に、径1.5～2.3cmの白色5～9弁花を咲かせる。

ツルアリドオシ（蔓蟻通し）

アカネ科　ツルアリドオシ属

参考　☜

　果実は円くて径8㎜、赤く熟す。果実は合着した二つの子房がまとまった形で膨らみ、左右2個の花の萼の痕が表面に残る。

ヤマハハコ（山母子）

キク科　ヤマハハコ属   

参考　☜

　類似の種にホソバノヤマハハコ（西日本）、カワラハハコ（全国）がある。ヤマハハコは長野県以北に分布する。

ハクサンボウフウ（白山防風）

セリ科　カワラボウフウ属

参考　☜

　茎は直立し中空で、高さは30～90㎝。側小葉に柄はなく、基部が鞘状に膨らんで茎を抱く。花期は7～9月。茎頂か、分枝した先端に径2.5～5㎝の複散形花序を付け、10～10数個の小花序を付ける。

マルバシモツケ（丸葉下野）

バラ科　シモツケ属　

参考　☜

　樹高は50～100㎝。よく分枝しこんもりと丸まった樹形になる。花期は6～8月。枝の先に複散房状に花序を作り、径5～8㎜の白色の5弁花を多数咲かせる。花弁の長さ1.5㎜。雄しべは長く伸び、7～10㎜になる。

　ゼンテイカ（禅庭花）のことで、一般的にニッコウキスゲと呼ばれる。日本各地に普通に分布しているが、細かな変異が見られることもある。

ニッコウキスゲ（日光黄菅）

ススキノキ科　ワスレグサ属　

参考　☜

キジカクシ科　→　ススキノキ科   

　鳥海山特産のアザミで、高山帯の草原に生える高山植物。高さは50～150㎝。オニアザミに似るが，➀頭花が赤色の強い紅紫色であること，➁狭筒部が広筒部より明らかに長いことなどで区別されている。

コバイケイソウ（小梅惠草）

ユリ科　シュロソウ属　

参考　☜

　名は、花が梅に、葉が惠蘭に似ていることによる。

 ミヤマアキノキリンソウ（深山秋の麒麟草）

キク科　アキノキリンソウ属 

参考　☜ 

アキノキリンソウの高山型。

キバナノコマノツメ（黄花の駒の爪）

スミレ科　スミレ属

参考　☜

高山帯の湿り気のある岩間や草地に生育する。

　イワカガミとの区別が付きにくいが、比べて小振りで花数が少なく葉も小さく鋸歯が目立たない。

コイワカガミ（小岩鏡）

イワウメ科　イワカガミ属 

参考　☜

クロトウヒレン（黒塔飛廉）

キク科　トウヒレン属

参考　☜

　頭状花序は塊状に2～6個が密集して付く。花柄は無いか、あっても短い。頭花の径は1.5㎝になる。総苞は長さ10～15㎜、径12～20㎜の球状鐘形～鐘形で、暗紫色から淡赤褐色になる。

ミヤマキンポウゲ（深山金鳳花）

キンポウゲ科　キンポウゲ属個

参考　☜

　亜高山～高山の湿り気のある場所に生え、雪渓周辺に大群落をつくることが多い。高さは10～50㎝。葉は3裂し、 裂片はさらに細かく裂ける。花は黄色い径2㎝程の5弁花で、丸みを帯びている。花期は7～8月。雪解けあとに開花する。

　山地の林内や湿った草原に生える多年草。茎は高さ0.5～１m。葉は茎の下部に集まり長楕円形で長さ20～30㎝、基部は鞘になって茎を抱きます。茎頂の円錐花序に、径１㎝の花を多数付け、雄花と両性花が付く。

タカネアオヤギソウ（高嶺青柳草）

シュロソウ科　シュロソウ属

参考　☜

標識　　　河原宿

ここからは大雪渓