参考 219-12-03 コバノフユイチゴ
別名(マルバフユイチゴ)
本州、四国、九州に分布。山地の林下、林縁に生育する。茎は細く、細いまっすぐな刺があり、地面を這って所々に根をおろし群落を作る。葉は長い葉柄があって茎に互生する。葉柄には細い刺があり白毛が密生する。葉身は長さ3~5㎝の円形または卵状楕円形で、先端は円く、縁に細鋸歯がある。葉の両面にも白毛が密生し、葉裏の脈上に細い刺がある。花期は5~7月。匍匐枝から花枝を直立させ、枝先に白色の5弁花を1個付ける。まれにその下の葉腋に花がつくことがある。花弁は長さ10㎜、萼裂片は長さ15~20㎜で浅く羽状に尖裂する。花期は8~9月で。果実は球形になって紅色に熟す。