全国の温帯の山地帯上部および亜高山帯の林地に自生する。花期は5～6、7月だが、この木にとっては花の盛期か、沸き立つように花がびっしりと付いて美しい。秋には果実も紅葉も美しい。

ヤマボウシ（山法師　山帽子）

ミズキ科　ミズキ属

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花期は6～7月。今咲きはじめ。

フウロケマン（風露華鬘）

ケシ科　キケマン属

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ミヤマキケマンより株が小さく貧弱な感じ

標識　8時26分　

シラカバ自生地南限あたり

　分布域は、北海道（標高　0～700m）と本州の福井、岐阜、静岡県以北の標高が高い地域（標高　600～1600m）とされている。

　当地はそれに該当せず、多くの資料等に目を通しても「西日本には分布しない」とされている。でも、写真はシラカンバ。別種？、近似種？、よく分からない。

シラカンバ（白樺）

カバノキ科　カバノキ属　

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　当地でもシラカンバ（シラカバ）林は限定的で、この道を挟んで左側にはもう生育していない。

標識　8時34分

コアジサイ（小紫陽花）

アジサイ科　アジサイ属

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やっと蕾を付けだして花期を待つ。

ラショウモンカズラ（羅生門葛）

シソ科　ラショウモンカズラ属

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　花後、地上を這う長い走出枝を茎の下から出す。当地での個体数は少ない印象が残る。

コケイラン（小蕙蘭）

ラン科　コケイラン属

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　花期は5～7月。高さ30～40㎝になる花茎が直立し、10～40個の黄褐色の花を総状花序に付け、下から開花していく。

ギンリョウソウ（銀竜草）

ツツジ科　ギンリョウソウ属

イチヤクソウ科　→　ツツジ科

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　腐生植物といわれるもので、森林の林床に生える。

ヤブデマリ（藪手毬）

ガマズミ科　ガマズミ属

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スイカズラ科　→　ガマズミ科　

　装飾花は無性花で、花弁だけが広がったもの。その5枚のうち1枚が極端に小さい。小さい花弁が花序の内側を向く。

オオバギボウシ（大葉擬宝珠）

キジカクシ科　ギボウシ属

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　花期は6～8月。花茎をやっと出した頃。山地の草原や林縁に生える。漏斗型の白～淡紫色の花をやや下向きに付ける。花軸に付く蕾が下部から上部へ開花していく。

ササユリ（笹百合）

ユリ科　ユリ属

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　花期は5～7月。蕾を膨らませている。よく見つかったものだ。白～淡紅色の花を咲かせる。花被片の長さは10～15㎝位で漏斗状に反り返る。雄しべは6本で芳香がある。花粉の色は赤褐色。

エンレイソウ（延齢草）

シュロソウ科　エンレイソウ属

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　花を付けるまでには、種子から10年ほどかかるとか。こんな樹木のくぼみ、腐葉土がたまったような所に生えている。この樹に守られていたのか、花芽（蕾）らしきものが見える。

ミヤマヨメナ（再）

こちらも樹のくぼみに根付いている。

牛曳山山頂　標高1144m

9時54分

オオカニコウモリ（大蟹蝙蝠）

キク科　コウモリソウ属

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　花期は8～10月。主に本州日本海側に分布する。葉が蟹の甲羅に似る。本州中部地方に、よく似たカニコウモリがある。

オオバギボウシ（再）

　花期は６月から。現段階で花茎が伸びて蕾がある株はひとつだけだった。咲きそろうと豪華だろうと思う。また来なければと思う。

トカゲ？は休憩中。

カメラを近づけたら後ろ足をググッと動かした。

逃げる態勢を整え、目だけはこちらに向けている。

伊良谷山山頂　標高1149m

10時24分

毛無山まで1.6㎞

ヤマツツジ（山躑躅）

ツツジ科　ツツジ属

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　花期は4～6月。枝先の1個の花芽に1～3個の花を付ける。花柄は長さ3～4㎜。花冠の筒はやや太く、色は朱色まれに紅紫色。径3～4㎝の漏斗形で5中裂する。花冠の上側内面に濃色の斑点がある。　

レンゲツツジ（蓮華躑躅）

ツツジ科　ツツジ属

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　蕾の様子が蓮華に見える。高さ1～2mの落葉低木。花は径5㎝ほどのロート状で、4～6月に葉が出たのち葉が開くのと前後して咲く。

　花期は5～6月。葉は大きく、縁に沿って丸く大きな鋸歯がある。ドングリはクヌギに似て丸く、殻斗は先がとがって反り返る包が密生する。秋に枯れた葉が春までついたまま、新芽が出るまでは落葉しない。この花を撮影したのは初めてだったと思う。もっとアップも含めて丁寧に撮れなかったのかと悔やまれる。残念。

タニウツギ（再）

　標高が高くなるほど、樹形が小さくなっているように感じる。

ハナニガナ（花苦菜）

キク科　ニガナ属

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　舌状花が黄色の花を付ける。全体にニガナより大きい。花弁の数が6枚と少ないことが気になる。

石塁を色々な植物が覆う。

植物に国境はない。

映像⑥　石塁の道

コバノガマズミ（小葉蒲染）

ガマズミ科　ガマズミ属　

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ナナカマド（再）

イワカガミ【白花品種】

オオナルコユリ（大鳴子百合）

キジカクシ科　アマドコロ属　

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ツルシキミ（蔓樒）

ミカン科　ミヤマシキミ属　

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　同属でよく似たミヤマシキミがあるが、本種は➀より深い林内に生え、➁茎を地面に這わせて、➂全体に細く感じる、等の特徴が見られる。

オオカニコウモリ（再）

ヤマツツジ（再）

ハナニガナ（再）

　林内だからか。ハナニガナにしたら少しひ弱すぎて、花弁の数も少ない気がする。かといって、ニガナではなさそうだし。

チゴユリ（稚児百合）

イヌサフラン科　チゴユリ属

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ユリ科　→　イヌサフラン科　

　花期は4～6月。茎の先端に1㎝ほどの白い花を一つ（まれに２～3個）咲かせ、花後に黒色の液果を付ける。

ヒメハギ（姫萩）

ヒメハギ科　ヒメハギ属　

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　花期は4～7月。花は紫色で、葉腋の上方か葉に対生して、長さ1～3㎝の総状花序を出す。その花の形がユニークでかわいい。

ヤマヤナギ（山柳）

ヤナギ科　ヤナギ属

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　花期は3月末頃。雌雄異株。写真は雌株の雌花、果実は蒴果で、5月に成熟し裂開する。目立たない花で、なかなか分かりにくいことが多い。

タニウツギ（再）

アキグミ（秋茱萸）

グミ科　グミ属　

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　花期は4～6月。花色は白～薄黄へ変わる。秋に朱～赤色の径8㎜ほどの球形の果実を付ける。

　せっかく花がびっしりと付いているのに、花の拡大写真もない。お粗末な観察。

コアジサイ（再）

　ここでは蕾がしっかり付いていて、「よし、6月も来てみるか」と思ってしまう。

チゴユリ（再）

　少し明るい林縁で、かわいいチゴユリと何度も出会えてうれしい。

コバノフユイチゴ（小葉の冬苺）

バラ科　キイチゴ属

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　花期は5～7月。匍匐枝から花枝を直立させ、枝先に白色の5弁花を1個付ける。花弁は長さ10㎜、萼裂片は長さ15～20㎜で浅く羽状に裂する。花後、8～9月に果実は球形になって紅色に熟す。別名【マルバフユイチゴ】

ギンリョウソウ（銀竜草）

ツツジ科　ギンリョウソウ属　

参考　再　☜

　写真のものを見つけて驚いたのは、一つだけ花弁の部分が全開していて、雄しべと雌しべの形態がはっきりと確認できるということだ。図鑑でもこんなのは見たことがないような気がするのだけど・・・・。

キクバヤマボクチ（菊葉山火口）

キク科　ヤマボクチ属

参考　☜

　花期は10～11月。この時期の葉は独特な形をしていて認識しやすい。

ムラサキサギゴケ（紫鷺苔）

ハエドクソウ科　サギゴケ属　

参考　☜

　花も終わりの頃。

出雲峠　標高1025m

12時55分

　『葉は長さ10㎝で倒卵形に近い楕円形、縁には細かい鋸歯がある。表面にはつやがない。枝先にらせん状に付くが、枝先にまとまる傾向が強い。』に合致する。花の時期に確認したい。花期は初夏。

映像⑦　滝