北海道、本州、四国、九州に分布。低山の明るい林の木陰などに群生する。茎は細く、柔らかい。樹高(枝の長さ)は1~2mで、立ち上がるが先端はやや傾き垂れる。地下に茎を横に伸ばし、群生する。葉は鋸歯がはっきりしており、薄い。晩春に鮮やかな黄色の花を多数付ける。多数の雄しべと5~8個の離生心皮がある。心皮は熟して分果になる。古くから親しまれた花で、庭に栽培される。花は一重のものと八重のものがあり、特に八重咲き品種が好まれ、よく栽培される。一重のものは花弁は5枚。ヤマブキには実がつかないと思われがちであるが、実際には一重の基本種には立派に実がつく。八重ヤマブキの場合は雌しべが退化して花弁になっているため、実を結ぶことがない。日本で昔から栽培されてきたヤマブキの多くが実をつけない八重咲き種であったため、ヤマブキは実をつけないと言われるようになった。(Wikipedia)より要約引用