タデ属 → ソバカズラ属 とする説が多くなったようです。
全国に分布。日当たりの良い道端、土手、山野、荒れ地等に群生する。やや湿ったところを好むうえ、撹乱を受けた場所によく出現する先駆植物である。 / 草丈は30~150㎝になる大型の多年生草本。肥沃な土地では高さが2mに達する。 / 春、タケノコのような赤紅色の斑点がある新芽が、地上から直立して生える。茎は円柱状の中空で、多数ある節は赤みを帯びて、膜質で鞘状の托葉があり、その構造はやや竹に似ている。そのためイタドリの茎は軽くて丈夫で、短い期間でも生長が速い。 / 葉は茎の節ごとに互生し、葉身は先が尖った卵形~広卵形で、長さは6~15㎝、幅は7~15 cm、基部は切れたようにまっすぐな形をしている。特に若いうちは葉に赤い斑紋が出る。葉の裏は粉白色にならない。 / 花期は7~10月。雌雄異株で、葉腋と枝先に白か赤みを帯びた小さな花を多数付けた円錐花序を出して、枝の上側に並んで付く。花被片は萼片5枚のみで、花弁がない。雄花は漏斗形で小さく、雄しべが萼片の間から飛び出すように長く発達しており、萼片は雄花よりも雌花の方が大きい。また、白い雄花は数日で枯れ落ちる。雌花は、先が5裂する。特に花の色が赤みを帯びたものは、ベニイタドリ(メイゲツソウ)と呼ばれ、本種の亜種として扱われる。 / 雌株は、花が終わるとハート型の3稜ある果実ができ秋に熟す。果実は翼果で種子を包む薄い3枚の翼は、雌花の花被片(萼片)3個が痩果を包み込んで翼状に張り出したもので、風によって散布される。痩果は3稜形、両端は尖っていて、表面がなめらかな暗褐色をしている。春に芽吹いた種子は地下茎を伸ばし、各所に芽をだし、群落を形成して一気に生長する。
タデ属 → ソバカズラ属