花期は6～7月。高低差にもよるが当地では今が花の盛期。淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に大形で白色の総苞片が4枚あり、花弁のように見える。公園内で管理もされているのか、競合するものもなく伸び伸びと枝を広げている。

ヤマボウシ（山法師　山帽子）

ミズキ科　ミズキ属

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ヒメジョオン（姫女菀）

キク科　ムカシヨモギ属　

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　可愛い花なのに、要注意外来生物に指定されているほど、繁殖力が強くいたるところで見かける。

ウバユリ（姥百合）

ユリ科　ウバユリ属

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　花期は7～8月。まだ蕾も硬く季節を待っている。茎の上部に横向きの花を付ける。長さ4～5㎝で楕円形の果実を付ける

牛曳山登山口

7時51分　牛曳山まで2.5㎞

コアジサイ（小紫陽花）

アジサイ科　アジサイ属

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　早速コアジサイに出会う。標高差も考えながら、それぞれの個体の色合いを楽しみながら登山する。

　明るい林内の奥深くまで大群生している。「これは何だ」と目を凝らしたらマイヅルソウだった。マイヅルソウは群生するが、これほどのものは初めて見た。花期は5～7月と言われる。当地ではいつ頃だろうか。花の盛期の頃に見てみたいものだ。

ウツギ（空木）

アジサイ科　ウツギ属

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イタチハギ（鼬萩）

マメ科　イタチハギ属　

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法面緑化に利用された移入種。高温、乾燥にも強い。

　果実。いわゆるキイチゴ状で黄～薄い橙色で、甘みがある。花も可愛いが、果実の状態も可愛い。

ヤマツツジ（山躑躅）

ツツジ科　ツツジ属

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　花期は4～6月。枝先に1～3個の花を付ける。花冠の色は朱色（まれに紅紫　白）で、径3～4㎝の漏斗形で5中裂する。花冠の上側内面に濃色の斑点がある。

エゾユズリハ（蝦夷譲葉）

ユズリハ科　ユズリハ属

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　豪雪に適応して、高さは1～3mほどになり、枝はしなり、折れにくい。花期は5～6月。

コアジサイ（再）

ゆっくり歩く私を、登山者たちは追い越していく。

お互いに挨拶は小さめ、笑顔は大きめ。

　　こちらはオオモミジガサに間違いないかな？

　草丈は50～80㎝。葉柄は長さ10～20㎝で楯状に付く。花期は7～9月。頭花は総状花序で下向きに咲き、全て筒状花で花冠は黄色。小花は２０個程度。総苞は鐘形。

　明るい林床や林縁に生える。全体に同科・同属のトリアシショウマに似るが、➀小葉の幅が狭いこと、➁花序の側枝が最下のものを除いて分枝せず細長い、➂何よりも花茎の基部はしばしば紅色を帯びる、ことから区別できる。花期は5～7月。

　関東地方以西、四国、九州の山地に分布する。同属のガクアジサイよりも花の色が多様性に富み白花品種も見られる。花期は6末～7月。当地としてはもう少し先のようだ。今回は白花の品種数株しか確認できなかった。時期が早いのか。

ヤマアジサイ（山紫陽花）

アジサイ科　アジサイ属　

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　樹高は1～1.5m。花期は6～7月。明るい林内や林縁などに自生する。径5㎝ほどの花序を枝先に複散房状に付ける。アジサイ属に特徴的な装飾花はなく、すべてが両性花だけからなり、白～淡青色の5弁花が密集する。

コアジサイ（再）

　花色は【白～淡青色】と書くしかないが、よく見るとひとつひとつが生育環境や個体差によってまるっきり違う。それぞれが美しい。

　茎は根茎の先端から1本だけ直立して、高さ50～80 ㎝になる。花期は6～8月。茎頂の葉の集まり部分から長柄を出し、その先端に散状花序を付け、球状に淡黄緑色の小さい花を多数付ける。葉は長柄のある5小葉で、茎の頂部に3～5枚輪生する。縁には細かい鋸歯がある。葉の形状がトチノキに似る。

牛曳の滝の上流あたり

後から来た人にどんどん追い越される。

　日本特産で日本を代表するユリ。花期は5～7月。花は淡紅色。花被片の長さは10～15㎝で漏斗状に反り返る。雄しべは6本で芳香がある。花粉の色は赤褐色であり、よく似たヒメサユリ（オトメユリ）の黄色と区別する。名は葉や茎が笹に似ていることによる。

　全国に分布。山地の草原や林縁に見られる。高さは50〜100㎝。葉は根生葉で、形は卵状長楕円形。花期は6～8月。漏斗型の白または淡紫色の花をやや下向きに付ける。花軸に付く蕾が下部から上部へと開花していく。

　全国に分布。山地～高山帯まで広い垂直的分布で生育する。花期は5～7月と長い。草丈は40～70㎝。茎葉は茎を抱く。茎の上部で枝分かれし、多数の頭花を付ける。頭花は舌状花だけで構成されており、ニガナの小花が5個であるのに対し、7～11個ある。シロバナニガナの花が黄色のものをいうが、その方が希少。

ノアザミ（再）

平地から山地まで垂直分布する。

ヤマボウシ（再）

標高が高いものは樹高が低い。

　全国に分布し、低山地の林内、林縁、日当たりのよい尾根筋、草原などに生育する。日本の野生ツツジの代表種で、分布域がもっとも広い。

ハナニガナ（再）

　自分も、花の重みで下垂れたオオナルコユリのような植物（ナガバモミジイチゴ等）を無理やり吊り上げて花の内部や果実を撮影することがある。

　全国に分布し、平地から山地まで生育する。場所によって、葉や全体の立ち姿に違いが見られ同一種でよいのかと思うことがある。

この辺り軽いアップダウンに順調・・・？

しかし、すでに3時間以上経過。疲れは誤魔化せない。

　　花期は5～7月。匍匐枝から花枝を直立させ、枝先（まれにその下の葉腋）に白色の5弁花を1個付ける。花弁は長さ10㎜、額裂片は長さ15～20㎜で浅く羽状に尖裂する。花後、8～9月に果実は球形になって紅色に熟す。

コバノフユイチゴ（小葉の冬苺）

バラ科　キイチゴ属　

参考　☜

別名【マルバフユイチゴ】

　樹高は2～4m。葉の形が亀の甲羅に似る。白色の小さな両性花のまわりに大きな5枚の装飾花が縁どる。また花序の基部に柄が発達せず、葉腋から直接でるのも特徴である。夏に赤い実を付け秋には黒色に熟す。

オオナルコユリ

ハナニガナ

コアジサイ

オオバギボウシ

山頂が近づくにつれて明るさを増し、

　近畿地方以北に分布するハナヒリノキの変種。ハナヒリノキより葉が大きくて幅が広く、葉の裏面が若干白色であることが特徴。ハナヒリとはくしゃみのこと。昔、毒のある葉を粉にしてウジ殺しに用いていたが、この粉が鼻に入るとくしゃみ出ることがこの名の由来になっいる。花期は6～8月。花がこのように咲いているのを見た記憶がないので驚いている。

ウラジロハナヒリノキ（裏白嚏の木）

ツツジ科　イワナンテン属　

　参考　☜　　

花の形が図鑑のものと少し違うのが気になっている。

下山開始　11時31分

いったん出雲峠方向に下山し公園センターに向かう。

今回出雲峠を経由せず、直接公園センターへ

それでもあと2.4㎞の下り坂。体の疲れが膝にのしかかる。

　今回このコースにしてよかったのは、本種に会えたことだろう。山地の渓流近くの水辺や湿地などに生育する。林内の溝のような所だが、常に清流が流れるような所だった。花期は5～6月。茎先に1～数個の花序を付け、花序は先が巻いたサソリ型花序になって小さい花を密に付け、下方から開花する。

コバノフユイチゴ

ヒトツメカギバ（蛾）

きのこ類

キバナアキギリ（黄花秋桐）