涼しい高原の湿地や河原の林下など原野に生える。日当たりの良い場所に生えるものと、深山の林下に生えるものがあり、ともに生育地によっては大小の集団を作って群生する。北海道では山地の林床や平地に生える。本州では標高1,000mの高山に生え、特に日本海側の山地に多く自生する。 / ノビルと同じネギの仲間の多年草。早春に、ハンノキなどが生える湿地に一面に若葉が芽生える。葉は偏平で、長さ20~30㎝、幅3~10㎝で、葉身はやわらかい質の長楕円形または楕円形で、ちぎると強いニンニク臭を放つ。葉は根生し、20㎝ほどの葉柄に1~3枚付け、全体的に緑色で、基部は赤茶色を帯びた繊維状の葉鞘となって花茎を抱く。地下には外周が網状繊維からなる長さ4~5㎝の鱗茎を持ち、ラッキョウに似た形をしている。 / 花期は初夏(6~7月頃)、高さは30~70cmの長い花茎を出して、頂端にややくすんだ白色または淡紫色の小花を散形に多数付ける。花はネギ坊主のような見た目で、花弁は6枚付く。種子は黒色の球形で、種皮は滑らかで光沢がある。種子の粒の大きさは、他のネギ属作物に比べて大きい。 ウィキペディア(Wikipedia) より要約引用