ナツミカン（夏蜜柑）

ミカン科　ミカン属

未設定　

　明治時代に緑肥としてヨーロッパから輸入された。茎は立ち上がるかまたは他のものに絡み、長さ30～150㎝に達する。茎は有毛または無毛。葉は8～16小葉からなり、先はふつう3～5本の巻きひげがあり、小葉の先は少しへこむ。（上部の若い葉はへこまない）花は大型で18～30mmで紅紫色。萼裂片は萼筒と同長か長い。頭花は軟毛があり5～8㎝、褐色に熟す。

カクレミノ（隠蓑）

ウコギ科　カクレミノ属

参考　☜　

　葉の形から同定は出来るが、『花期7～8月。枝先に4～7㎝の花序を出し多数の花を散形に付ける』、その花に会った記憶はない。

ツブラジイ（円椎）

ブナ科　シイ属

参考　☜　

　この会で何回か出会っていて、名前だけは記憶に残ているが、分かりにくい植物。果実を見た記憶はあるが、花に会った記憶はない。花期5～6月。雌雄同株。

モチノキ（黐の木）

モチノキ科　モチノキ属

参考　☜　

　海岸に近い常緑樹林に多く、6～10mになる。樹皮は灰白色でなめらか。葉身は4～7㎝、成葉は全縁。革質で両面とも無毛。表面は濃緑色、裏面は色が薄く、側脈が不明瞭。葉柄は紫色を帯び、5～15㎜。花期は4月。前年枝の葉腋に黄緑色の花を束生する。

タマミズキ（玉水木）

モチノキ科　モチノキ属　

未設定　初

カンスゲ（寒菅）

カヤツリグサ科　スゲ属　

参考　☜

　冬でもつやのある堅い葉を多数密生する。葉の間から多くの花茎をたて、先端に1個の雄小穂とその下に雌小穂を数個付ける。カンスゲの仲間は、オクノカンスゲ、ミヤマカンスゲ、ヒメカンスゲ等があり花期には見分け方が難しく、果期の4〜5月に果実が成熟してから確認しなければならない。

ツワブキ（石蕗）

キク科　ツワブキ属　

参考　☜

　海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。葉柄は食用になり、観賞用として庭園に植えられる。写真は結実したもの。実には褐色の冠毛があり、風を受けて散布する。

　〝ツワブキ〟も〝カンスゲ〟も大好きな花なのに、あまり話題になることはない。　　　　　　

　  何件かの家でこのような生け花が飾られていた。

サクラソウ科。

　びっしりと実が付いているので、誰が見てもレモンと分かる。神社近くの果樹園に植えられているもの。

　どなたかが「誰も採らないのかしら」と心配していたが、私もそう思う。きれいなレモンばかりだった。

　名は、野に生えるボロギクの意味で、ボロギクとはサワギクのことを指して言う。花期は5～8月とされるが、温暖な地域では一年中咲いている。花は径1㎝の頭状花序で、黄色い筒状花だけを付ける。種子は長い白色の冠毛を持ち、風にのって飛散し繁殖する。

常夜灯

今日の観察も終了。

先生が遠くの山を指さして話している。

みんなその方向を見る。穏やかな時間が流れる。