全国に分布し、低地や山林のやや湿った場所に生える。太く短い根茎から高さ20~50㎝の茎が一本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。葉は葉柄を持たず、茎から直接出る。葉の形状は丸みを帯びたひし形で、径は10~20㎝。花期は4~6月。3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、小さな花を一つ付ける。花は花弁を持たず3枚の緑色または濃紫色の萼片を持ち、横向きに咲く。雄しべは6個、葯は長楕円形で花糸よりやや短い。柱頭は3裂し、ごく短い。液果は3稜のある球形で、径1〜2cm、緑色〜黒紫色。種子は湾曲した長楕円形。〈Wikipedia〉〈日本の野生植物〉より要約引用