全国に分布。丘陵や山地の湿り気のある林床、林縁に生育する。群生することが多い。茎は直立して、高さは60~100㎝になり、無毛で暗紫色を帯びて中空である。4月ごろから生長してきて、葉は長い葉柄をもって茎に互生し、葉柄は長さ5~15㎝で茎は抱かない。葉身は長さ15㎝の半円形で、モミジ状に深く5~ 7裂する。表面は無毛でツヤがあり、裏面にはまばらに絹毛がある。若いときは茎葉とも柔らかい。花期は8~9月。葉から抜き出た花茎の先に円錐花序をつくりやや紫色を帯びた白色の頭花を数十個集まって付ける。総苞は長さ15㎜、径6㎜の筒状で乳白色。総苞片は5個。頭花は5個の小花からなり、すべて両性の筒状花。小花の花冠は5裂し、雌蕊の花柱の先は2つに分かれて大きく反り返る。10月になると、果実を風に飛ばす準備ができる。
同属のモミジガサに似て全体がやや小型で弱々しい。葉の裏面の葉脈が隆起する。モミジガサに比べてやや希少。(うっかりするとモミジガサの貧弱な奴と思って通り過ぎてしまう)花期は8~10月。頭状花序は円錐状に斜上または横向きに付き、すべて両性の筒状花で、1頭花は5~6個の筒状花で構成されている。花冠の長さは7~7.5㎜。果実は痩果。冠毛は白色で多数。自身の記録によると2009年5月に同行の会で教えられて初めて撮影しているが、出会うことは少ない。皿ケ嶺には多い。